ウロコインコの雛いつまで保温すればいいの?初めて知った衝撃の情報!!

ウロコインコ挿し餌記録

インコの雛は保温が命!

これはどのインコ飼育関連本にも書いており、インコを育てている誰でも言っていること。

しかし、では「いつまで保温すればいいのか??」

と思ったことはありませんか?

今回ウロコインコさんを冬にお迎えすることになり、いつまで保温すればいいのか迷った私が、衝撃の情報にたどり着くまでを紹介します。

ウロコインコさんをお迎えして、保温対策はバッチリだけれど、一体いつまでこれを続ければいいの?と思っているあなたの参考になるでしょう。

Contents

保温が命としてもケージを30℃に保てるのか?

晴をお迎えしたのが2月上旬。
飛ぶ練習をし始める頃にケージデビューとなるのですが、

  • 保温が必要ならば、ケージをどのように保温するのか?(2月でまだ寒いのに!)
  • 30℃という温度はいつまで保つのか?
  • ケージで30℃を保てるのか?

こういう疑問がわき起こります。

周りにウロコさんを育てている人はいないので、本やネットを調べてみました。

ネットや本で調べてみた

「インコ 雛 保温 いつまで」などのキーワードで、ネットで検索。

インコの飼育関連本も読んでみました。

しかし、「生後何日からは保温しなくていい」などの記述はありませんでした。

そもそも、ネットや本は、成鳥でも「冬になるとインコは保温」という意見が主流です。

雛なら、なおさらです。

獣医さんに聞いてみた

晴を健康診断に連れて行ったときに、いつまで保温すればいいのかを聞いてみました。

答えは、

「保温しないメリットはないので、この冬はずっと保温していて、いいんじゃないですか?」

でした。

確かに、初めての冬というか、生まれたばかりなので、そちらのほうがいいのかなあ。

しかし、そうなれば、最初の疑問に戻ります。

ケージをどのように保温するか、です。

どうしたらいいんだろうと、ネットをさまよっていると、ある人のブログから愛知県のブリーダーさんのHPに行き着きました。

ブリーダーtery’s birdsさん

そのHPがtery’s birdsさんのHPでした。

そちらのHPを見ていると、ウロコインコさんたちの雛が大きいのです。
何を食べさせているかというと、オリジナルの雛専用のフードとのこと。
我が家の晴にも食べさせたいと思い、注文することに。

そして、そこには

オカメ50日齢、保温の不必要性

という記事が!

「え?オカメインコさん、50日齢で保温なしでいいの?」と思い、読んでみると、

  • 飛べるようになれば保温は必要ないこと
  • ブログの子は50日齢で屋外ケージにいること
  • 早朝は2℃くらいになるけれど、元気なこと

などが書かれていました。

びっくりしました。50日齢で屋外です。早朝は2℃くらいって、それで大丈夫なのか??と!

コメント欄までしっかり読むと

保温が必要なのは飛ぶ前の雛、病鳥(体調の悪い鳥)、老鳥です。
健康な成鳥は全く必要としません

とありました。

そして、

保温は万能薬です。体調が悪くなった時に残しておいてください。

保温効果を最大限に発揮させるためにも、普段保温をしない事ですね」と。

この言葉に、すごく納得しました!

健康な鳥さんには保温は必要なく、飛べるようになれば自分で体温調整できるとのこと。

なるほど、だから飛べるようになれば冬でも保温なしでいいのか、と思いました。

しかし、いきなり保温なしで大丈夫なの??
という心配もあり、
雛用フードを分けてもらいたいことと、保温のことをメールでお尋ねすることに。

すると、わざわざお電話いただいて、そこでまたまた、衝撃の出来事が!

初めて知った衝撃の情報!!!

なんとウロコインコは40日齢になれば保温なしで大丈夫とのこと。
ええ~~~!!
40日齢って、明後日ですけど?!

しかも、今まで30℃を必死に(笑)キープして
大事、大事で育ててきたのに、
いきなりこの真冬の寒空(我が家は室内ですが)の中に??

すっごい衝撃でした!!
びっくりした!!

しかし、今まで数え切れないほどのウロコインコさんを育てているブリーダーさん。
しかも、tery’s birdsさんのところで生まれた、晴よりも2日生まれが早いウロコさんは、その電話の時点ですでに保温なし。その上、その日愛知は雪だそう。

こんなこと、日本で発売されているどんなインコの本にも書いていません。インコの本には、とにかく保温が大事と書いています。

ただし、保温にもデメリットがあるのです。

保温にもデメリットがある

保温にもデメリットがあり、tery’s birdsさんのブログを参考にすると、

  • 体調が悪くなったときの万能薬が保温。普段から保温しているとその万能薬が効きにくくなる
  • 保温のためにビニールカバーをしていると、その中の空気が脂粉やホコリまみれに。そして、まれに保温器具の熱がビニールに接触して中の空気がより悪くなる
  • 換羽がダラダラ続く(体に悪い)
  • 発情を促す(体に悪い)
  • ヒーターの周辺部分が焦げる事故あり←これはtery’s birdsさんのブログではなくTwitterで何件かみました

などです。

あなたは保温しますか?しませんか?

我が家には先住セキセイの雨がいます。

もちろん、セキセイさんも本やネットには「保温が命」と書いています。

雨は2021年6月生まれで、今回が初めての冬。それでも、さまざまな情報を調べたり読んだりして、特別な保温なしで冬を過ごすことを決めました。

tery’s birdsさんが言うには、ウロコはセキセイよりも寒さに強いとのこと。

と、いうわけで、さすがにぴったり40日齢で、昼も夜も保温なしにするのは怖いので、もしかして段階を追ってになるかもしれませんが、初飛行頃には保温をやめようと思います。

もちろん、寒さに弱い種類のインコもいます。寒さに弱いインコは保温をしてあげないと病気になるので、保温をしてあげてください。ただ、ネットや本ではどのインコも区別なく、とにかくインコは保温が大事と書いているんですよね。しかし、保温しなくても健康に過ごせるインコもいるのです。

ウロコさんは40日齢で保温をやめていいという衝撃の情報を知り、保温のメリット・デメリットを考えた上で、私は(段階的にですが)保温をやめることにします。

人それぞれの考え方があり、みなさん大切なインコさんのために最善の方法を選択しています。私が思う最善は、保温は体調不良のときのために取っておくということです。

もちろん、普段から保温するのが最善と考えている方が大勢いて、その方が保温が最善と思うのなら、それでいいのではないでしょうか。インコさんが大切という気持ちは同じです。

なので、このブログ読んだ方も、自分の頭で考えて大切なインコさんのための最善の方法を選んでください。

ウロコインコさんをいつまで保温すればいいのか迷っている方に、少しでもこの記事が役に立てばと思います。

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